TOEIC当日にスコアを50点上げる方法

TOEIC

「勉強したことを出し切ってベストスコアを出したい!」
「全然勉強出来なかったけど、手っ取り早くいい点数を出したい!」

誰でもいいスコアを取りたいと願うのは当然です。

今回は、試験当日にスコアを50点上げる方法を紹介します!起床から試験本番までにやるべきことを具体的・時系列順に説明します。所要時間はたったの1時間30分程度です。本番まで時間がなくても諦めてはいけません。

TOEIC当日の過ごし方はとても重要で、正しく準備することで50点上げることが十分可能です(実際に私が935点を取った時に実践していたことを紹介します)。逆に、スコアが50点下がることもあり得るので本番までの準備は非常に大切です。

記事の内容

当日にスコアを50点上げるための

  • 起床から出発までにできること
  • 会場までの移動中に意識すること
  • 会場での最終仕上げ

ちなみに、本番までに数日あればスコアを100点上げることができます。気になった方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。

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TOEIC当日に意識すること

まずはざっくりと、TOEICの当日に意識することを紹介します。

次の2点がポイントです。

  • 脳を適度に活性化させる
  • TOEICという競技に対して完璧な仕上げ状態をつくる

そのために次のような手順を踏むと良いです。

起床・目覚め

脳が疲れない程度に問題を解く
・ポイント1:Part1~7の全形式の問題を解く
・ポイント2:解きすぎない


TOEIC力を最大限発揮できる状態をつくる

これだけでは漠然としているので、具体的にスコアを最大化させる当日の準備を説明していきます。準備にかかる時間は1時間30分くらいです。

起床から家を出るまでの準備

ここからは、起床から家を出るまでの準備を時系列順に説明していきます。

8時には起床して、朝食をとる

TOEIC当日は8時には起床すると良いです。

TOEICの試験開始時間は13時です。人間の脳は起きてから3時間は目覚めないと言われているので、最低でも10時に起きる必要があります。

ただし、最高な状態にTOEIC力を仕上げるためには準備が必要なので、8時には起床しましょう。

そして、十分な量の朝食をとりましょう。私のおすすめは「TOEIC前に昼食をとらない」です。一日戦い抜くために、しっかりと朝食をとりましょう。昼食をとらない理由は後ほど説明します。

本番形式のリスニングを35問解く(15分)

朝食後、公式問題集などを使って、本番形式のリスニング問題を解きましょう。

100問全て解くと45分かかるし、脳も疲れるので適度な量の問題を解きましょう。

私のおすすめは次の通りです。

  • Part1:6問(全問)
  • Part2:10問(一部)
  • Part3:10問(3題程度)
  • Part4:10問(3題程度)

これで35問です。答え合わせを含めても15~20分程度で終了します。

リスニングでは音声を聞き、問題文を読むので、脳の目覚めに最適です。一番はじめにやりましょう。

パート5と6は全問解く(20分)

パート5と6は時間を測って全問解いて下さい。

なぜならパート5,6がうまく行けば、リーディングセクション全体がうまくいくからです。

時間内にリーディングが解ききれない理由の90%はパート5と6に時間を使いすぎているからです。長文を読むのが遅いからではありません。パート5,6は20分以下で終わらせて、55分以上をパート7に割くことがリーディングの鉄則です。

▶時間配分についてはコチラの記事をどうぞ
リーディングを解き終えるための時間配分

初心者の方はパート5,6を20分以内に終わらせることは難しいかも知れませんが、自分なりの最速でパート5,6を終了させる必要があります。

そのため、パート5,6は通しで時間を測ってタイムトライアルのように全問といてスピード感を再確認して下さい。これにかかる時間は20~25分程度です。

パート7は3題解く(15分)

長文読解のPart7は

  • シングルパッセージ1題
  • ダブルパッセージ1題
  • トリプルパッセージ1題

を解けば十分です。

解き過ぎは脳が疲れますので、3題(15問程度)で抑えておきましょう。

長文は1問1分ペースなので、この準備は15~20分程度で終わります。

これまで説明してきたのは起床から出発までの準備でした。

トータル1時間程度で脳を目覚めさせつつ、TOEICの全問題形式を復習できました。

出発前のチェックポイント

忘れ物をしては元も子もないので、出発前の準備はしっかりしましょう。試験前にドタバタするとパフォーマンスが落ちてしまいます。

出発前のチェックポイント
  • 受験票(顔写真、署名)
  • 写真付き身分証
  • 腕時計
  • 筆記用具
  • 会場の確認←間違えて受験できない友人がいました(笑)

会場までの移動時間にする準備

移動時間はリラックスしてリスニング

続いてはTOEIC会場までの移動時間にやることです。

移動時間はリスニングを行って下さい。ただし、それほど本気で聞く必要はありません。

車移動の場合は公式問題集のリスニングCDを流して、電車移動の場合はスマホ等で公式問題集の音源を聞き流してください。リラックスして聞いて、耳を英語に慣らすイメージで大丈夫です。

必要なら軽食をとる

私は昼食をとらないことをおすすめします。昼食をとると、午後の授業で眠くなりますよね。食べたものの消化のために、血液が消化器官に集中し、脳の血液が薄くなるから眠くなるそうです。

ただ、試験中にお腹が空いたり、お腹が鳴ってしまう可能性がある場合は、おにぎりやパンを1個ほどとると良いかもしれません。

会場についてからの準備

12時には会場に着こう

試験開始は13:00からですが、受付は12:30までです。余裕をもって会場に着きましょう。

トイレにいこう

試験中にトイレに行くことは可能ですが、ベストスコアは絶対に出ません。トイレで5分失ったらまずリーディング100問を解き切ることは不可能です。

試験前に必ずお手洗いに行っておきましょう。

最後の仕上げはリスニングかパート5

試験会場に着席したら、最後の仕上げです。

試験直前の15~20分はリスニングかパート5がおすすめです。

リスニングはTOEIC全体の最初ですし、パート5はリーディングセクションの最初です。

TOEICはつまづくことなく解ききれるかが重要です。いいスタートをきるために、リスニングかパート5を最後の仕上げにやることがおすすめです。また単語帳をさらっと確認するのもありです。

まとめ

いかがでしたか。もしかしたら、大変な準備に思えたかもしれません。

しかし、本番当日に1時間30分程度準備をするだけで点数は伸びます。今回紹介した方法で、全形式の復習と脳の適度な活性化を行ってみてください。約10問正解が増えれば50点アップします。当日にスコアを50点を上げることは現実的です。

私はこの準備を始めてから、スコアを落とすことなく、ベストスコアを更新し続けることができました。

今回はTOEIC”本番当日”の準備について説明しました。

TOEICまでに”数日間”あればの100点アップも可能です。こちらの記事も参考にどうぞ。
▶「直前の数日間でスコアを100点上げる方法

私が400点台から935点までスコアを伸ばした時の勉強法も良かったら参考にしてみて下さい。

私が実践した勉強法
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