【TOEICリスニング】聞き取れない5パターンの克服法

TOEIC

「TOEICのリスニングは早すぎてついていけない」
「リスニングスコアが全然上がらない」

などなど、TOEICのリスニングを難しいと思う方は多いと思います。

今回は、TOEICのリスニングが聞き取れない5つのパターンについて紹介します!

私もリスニングが元々5割でしたが、今回紹介する5パターンを解決して、96%の正答率にまで伸ばすことができました。ぜひ参考にしてみてください。

記事の内容
  • 聞き取れない5パターン
  • それぞれの克服法、勉強法
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イギリス英語のなまりが聞き取れない

英語の訛り(なまり)が聞こえていないパターンが、リスニングが聞き取れない原因の一つとして考えられます。

TOEICではアメリカ英語以外に、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語、ニュージーランド英語の5カ国の英語で発音されます。

アメリカとカナダの発音が近く、イギリスとオーストラリア、ニュージーランドの発音が近いです。義務教育で教わるのはアメリカ英語なので、日本人に馴染みがあるのはアメリカ英語でしょう。

「なまり」の重要性を次の例でみてみましょう。

「schedule」はアメリカ英語で「スケジュール」と発音されれば分かりますが、イギリス英語で「シェデュー」と発音された場合、知らなければ絶対に聞き取れません。

なまりについてある程度対策をしていないと、簡単な単語でも、聞き逃してしまう可能性があります。「訛り単語20選」でTOEIC頻出の訛り単語を一覧にしているので、対策しておくと良いでしょう!

一瞬「ん?」単語の意味を考えているうちに、置いていかれる

「この単語の意味なんだっけ?」と引っかかって、一瞬考えているうちに、英語音声に置いていかれるパターンも考えられます。

この場合の対処法は2つです。

  • オンライン英会話
    リスニング初心者や苦手な人にとって、リスニング教材はスピードが速すぎます。聞き取れない音声をひたすら聞いてもリスニング力は上がりません。英会話を通じて聞き取る”とっかかり”を掴むといいですよ。1ヶ月くらいで効果は出てきます。おすすめはレアジョブ英会話 です。聞き取れる感覚を掴んだ後に、リスニング教材で対策するほうが効率がいいです。私もこれで解決しました。
    ▶「オンライン英会話でTOEICリスニングを伸ばす方法

  • 海外ドラマでリスニング力を鍛える
    つまずいてもスルーして、音声についていく能力を身につけるのもアリです。「聞き取れた単語から内容をとらえる能力」を鍛えるということです。 海外ドラマを見ていると、聞こえない単語をいちいち気にしてられないですよね。ストーリーに夢中になり、細かい部分、聞こえない単語に神経質にならず、聞こえる部分から内容をとらえることができるようになります。
    ▶「海外ドラマによるリスニング対策の効果

スピードについていけない

「TOEICのリスニングは早すぎてついていけない」というスピードの問題も考えられます。

TOEICの音声スピードは「本場より少し遅め」です。

WPM(Word Per Minute)という、1分間に話される語数はこんな感じです。

TOEICの音声スピード
  • TOEIC:160~180
  • アメリカのニュース:180~200
  • アメリカ人の会話:200~

リスニングのスピードに慣れるには、英語を聞く経験値を貯める必要があります。ここは「努力」の段階です。

おすすめはiTunesの公式アプリ「Podcast」です。数多くの英語の音声を聞くことができます。さらに、「1倍速」「1.5倍速」「2倍速」と音声スピードを変えることができるので、慣れてきたらスピードを上げていくことをおすすめします。

TOEIC頻出単語が対策できていない

TOEICリスニングの頻出単語は対策できていますか?

TOEICにはTOEICの頻出単語があります。これは受験用の単語帳では学ぶことができないので、注意が必要です。

「wheelbarrow」というTOEIC頻出単語をご存知ですか?

「手押し車」という意味ですが、受験英語の単語帳では学ぶことができません。

しかし、TOEICリスニングでは頻出です。

英語が得意でも、TOEICが得意でなければスコアは伸びません。

TOEICの単語は定番の単語帳「金フレ」で完璧にカバーできます。

この単語帳はAmazonでも不動の1位ですし、これ1冊でリーディングとリスニングの両方の単語を対策することができます。当然「wheelbarrow」も載っていますよ(笑)

長い文章を聞くのが苦手

「Part3,4の長い文章についていけない」という方は多いと思います。

ある程度リスニング力があっても、TOEICのパート3,4の長文は難しいと感じる人は多いです。

この場合は、長い文章を聞く体力や集中力を身に着けましょう。

これには、たくさんの英語を聞くことが重要ですが、簡単に300時間の英語を聞く方法があります。怪しい方法ではありません(笑)

先程も紹介しましたが、リスニング経験値を積むには「海外ドラマ」がおすすめです。海外ドラマはシリーズ化されているので、ストーリーにハマれば、ラクに長時間のリスニングができます。

300時間ひたすらリスニングCDを聞くとしたら、めちゃめちゃ大変ですよね。

コチラの記事もどうぞ
▶「リスニング対策におすすめの海外ドラマ6選

まとめ

いかがでしたか。

私たち日本人にとって英語のリスニングは本当にやっかいです。

しかし、TOEICのリスニングでは、聞き取れない原因を知って、適切に対策すれば必ず聞こえるようになります。今回の記事が、良いアドバイスになれば幸いです。

個人的にリスニングを5割から96%に伸ばした手順は、オンライン英会話からの海外ドラマです。私はリスニングが非常に苦手だったので、英会話で聞き取りのとっかかりを掴んで(1~3ヶ月程度)、海外ドラマで多聴しました。ぜひ試してみてください。

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