TOEIC パート6の勉強法とベストな問題集を紹介するよ!

TOEIC

「Part6は問題数が少ないし、参考書も少ないけど、どうやって対策したらいいの?」と疑問に思っている方向けに、おすすめの勉強法と問題集を紹介します!

最初に朗報ですが、

Part6は少しの勉強量で対応できるTOEICで1番コスパの良いパートです。

勉強量の目安としては1週間程度です。

今回紹介する勉強法で、パート6をブレない安定した得点源にしましょう!

記事の内容
  • Part6の解き方や勉強法
  • おすすめの参考書
スポンサーリンク

パート6の解き方

それでは、パート6の勉強法を紹介していきます。

時間配分

パート6を勉強する上で、まずは時間配分のルールを知っておきましょう。

パート6は4セットの短い長文問題から構成されています。それぞれの長文に4問あるので、パート6は合計で16問です。

「TOEICを解き終える方法」でリーディングの時間配分について説明していますが、リーディングでの時間配分の鉄則は「Part5・6を合計で20分以下で解き終え、Part7の長文問題に55分以上使う」です。おすすめは、Part5に10分、Part6に10分です。

パート6では次のような時間ペースで問題を解くことを意識しましょう。

  • 400点~800点の人
    1問あたり37秒ペースで解けば、パート6を10分で解くことが出来ます。

  • 800点~990点の人
    1問あたり30秒ペースを意識しましょう。パート6を8分で解くことが出来ます。

問題タイプを見極めて解く

パート6には独立タイプ(その場で解ける)と、文脈タイプ(その場で解けない)問題の2タイプがあります。

とっても簡単な英文を出します。(実際のPart6の問題はもう少し長文です)

My friend’s computer ___(1)___ two days ago.
-友達のコンピューターが2日前に(壊れました)。

I was asked to repair it because I am good at machines.
-私は機械に強いので、それを直してほしいと頼まれました。

___(2)___ I will go to his house tomorrow.
-(だから)、私は明日、彼の家に伺います。

(1)
a. is breaking
b. was broken
c. break
d. was breaking

(2)
a. But
b. Because
c. So
d. Although

(1)は独立タイプです。時制や動詞の形が問われており、その一文を読めば答えが分かります。

(2)は文脈タイプです。問題文の前後や文章の流れを理解することで答えが分かります。

  • 独立タイプは、長文を読んでいる最中でもストップして、その場で選択肢を選びましょう。後で読み返して、選択肢を選ぶと、時間をロスします。

  • 文脈タイプは、その場で考えても答えが出ないので、長文を全部読んでから解いて下さい。

長文を読んでいて、問題の箇所が出てきたら、一瞬、選択肢をみて、独立タイプと文脈タイプかを判断しましょう。

問題のタイプによって最適な解き方をすることで、短い時間で、正答率を高くすることが出来ます。

独立タイプか文脈タイプかを判断するトレーニングは、後で紹介する問題集を使うことで行うことができます。

パート6の勉強法

ここからはパート6の勉強法についてご紹介します。

これまでに説明した「時間配分」「解き方」を意識して問題をこなすだけで、パート6は仕上がります。

問題集は何でもOKです。

公式問題集や、参考書のパート6の問題を時間を測って解いて下みてください。

注意点として、パート6の長文4セット(各4問)の合計16問を一気に解くようにして下さい。

Part6の長文は、問題によって分量や難易度が大きく違います。なので、長文1セット(4問)だけを解いていると、毎回、時間がブレて、身につけるべきスピード感を体感できません。

大切なのは、Part6全体を10分以内で終わらすスピード感なので、Part6の長文4セット(16問)を時間を測って、一気に解くことでそのスピード感を体に叩き込んで下さい。

つまり、Part6は単語のように、スキマ時間で勉強するパートではありません。机に向かって、時間を測って、一気に集中して対策するようにしましょう。

パート6のおすすめの参考書

私が使っていた問題集

パート6の問題集はほとんど出版されていない

他のパートと比べて問題数が少なく、地味なせいか、パート6専用の問題集はほとんどありません。

しかし、少し勉強するだけで、パート6はブレない安定した得点源となります。これほど勉強のコスパがいいパートは他にはないです。

「TOEIC L&R TEST パート6特急」がベスト問題集

パート6の問題集はほとんど出版されていませんが、おすすめの問題集が1冊だけあります。

私が使用していたのは「TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル」です。パート6はこの問題集が私のおすすめです。

私の体験談で恐縮ですが、800点台で停滞していたときに、この問題集でPart6をブレない安定した得点源にしたことで、935点までスコアを伸ばすことができました。

パート6はパート7と比べると簡単で、自己流で解いてしまいがちです。そうすると、模試によって得点が結構ブレます。「今回はリスニングスコアが良かったのに、パート6が下振れしたなあ」みたいなことになってしまいます。

自己最高スコアを取るためには、確実に取れるパートを増やしていく必要があります。パート6は、独立・文脈タイプを見極める正しい解き方をマスターしてしまえば、確実に取れるパートになりますよ。

私が実際に使ってみて感じたこの問題集のメリットは4つあります。

4つのメリット
  • 問題量が豊富
    パート6の30長文(120問)分の問題を収録しています。思う存分Part6に慣れることができます。

  • 1問1問に丁寧な解説
    その問題が、独立タイプか文脈タイプかの解説まで書かれていて親切です。

  • はじめにPart6の解き方が解説されている
    初心者の方でも理解しやすいです。

  • アプリを使って音声を聞ける
    音声を聞くことで高速で読む練習になります

「時間配分」と「問題タイプの見極め」を意識しながらこの問題集をこなせば、パート6は完璧に仕上がります。独立・文脈タイプの解説があるので、最初は自分で判断できなくてもOKです。目安としては1週間程度で対策可能です。

まとめ

いかかでしたか。

Part6は10分が目安で、1問あたり30~37秒ペースで解く必要があります。

そのためには、独立タイプか、文脈タイプかを判断して素早く・正確に解くことが求められます。

今回紹介した「TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル」を活用して、正しい解き方をマスターしてみてください!使用する際は、1長文だけ解くのではなく、4長文を一気に解くことで、Part6全体を10分以内で解くスピード感を掴みましょう。

私が400点台から935点までスコアを伸ばした時の勉強法も良かったら参考にしてみて下さい。

私が実践した勉強法
タイトルとURLをコピーしました