TOEICの文法は「でる1000」だけで十分!効果のある勉強法を紹介します!

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今回は「でる1000」の名で知られるPart5の対策問題集「TOEIC L&R テスト 文法問題 でる 1000 問」の正しい勉強法を、実際に使っていた私がレビューも兼ねて紹介します!

でる1000で訓練すれば、TOEIC文法は10分以内に9割が取れるように仕上がります(私はこの教材のおかげで900点を超えられたので、皆さんにでる1000の効果を伝えたいと思います)。

記事の内容
  • 「でる1000」の効果
  • 「でる1000」の難易度やレベル
  • 正しい文法の勉強法
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基本編:でる1000について

基本情報

書籍名:「TOEIC L&R テスト 文法問題 でる 1000 問」(改訂版)
著者:TEX加藤
値段:2300円(税別)
問題数:1049問の文法問題

音声アプリ「abceed analytics」(Android・iPhone対応)をダウンロードすれば、でる1000の音声を聞くこともできます。

でる1000は
・Part5の文法問題対策
(意外と)長文のスコアアップ
に使えます。

著者のTEX加藤さんの超有名な単語帳「金のフレーズ」についてはコチラの記事をどうぞ
▶「TOEIC単語は金フレだけで十分!

でる1000の効果

結果から言うと、でる1000によるTOEIC対策は非常に効果的です。

でる1000を使用してTOEICのパート5を対策すると、2つのメリットがあり、50点のスコアアップが期待できます。

でる1000のメリット
  • Part5の正答率を上げる
    5問正解が増えれば25点UP
  • Part5のスピードを上げる
    長文問題の時間が5分増えれば約25点UP

パート5にかかる時間を短くすることは、長文問題に取り組む時間が増えることを意味します。

Part5を10分以内に解くことがTOEICのリーディング問題をすべて解き終わるための鉄則です。
「TOEICを解き終わるための方法」

パート5は「正答率」と「スピード」の両方が重要です。どちらも欠けてはだめです。

この次に説明しますが、でる1000は質・量ともに素晴らしく、Part5の正答率とスピードを上げるのに最適な教材と言えます。

レベルと難易度

でる1000は、取り組みやすさ、 TOEICに対応した問題の質、解説の丁寧さ、豊富な問題量など総合的に判断して、TOEIC初心者の方から上級者まで使うことができる対策本です。

まず、でる1000には、TOEICのプロ・TEX加藤さんが厳選した1049問の文法問題が収録されています。

難易度やレベルは標準的で、スコアが400~990点の人が使用できます。1049問に対して、1問1問解説が書かれており、非常に親切な問題集なので、難しいと感じることは少ないと思います。

また、「品詞問題」「動詞問題」「前置詞問題」「代名詞問題」、、、とカテゴリー別に問題が整理されているため、苦手な分野だけを対策することもできます。

でる1000の後半はTOEICのPart5を模して、30問の文法模試が13セットも用意されています。TOEIC形式の問題をたくさん解くことで、スピードアップに繋がります。

さらに、別冊で「文法問題 1000本ノック!」が付録としてついてきます。これは、でる1000の文法問題1049問をランダムに掲載してある薄い本で、移動中などに勉強することができます。

実践編:でる1000の使い方・勉強法

ここからは、でる1000の使い方や、勉強の際に意識することを紹介していきます。

使い方の方針を決めよう

でる1000は問題数が多いので、目的に応じて使い方の方針を決めましょう。

でる1000は1章~7章に「品詞問題」「動詞問題」「前置詞問題」「代名詞問題」、、、とカテゴリー別に構成されています。

方針
  • とにかく1から文法を勉強したい人
    1章~7章の解説を読みながら勉強し、文法模試を13セット解く
    
  • 苦手な問題がある人
    1章~7章のうち、苦手なカテゴリーを選んで重点的に解く
    
  • パート5をスピードアップしたい人
    文法模試を10分を目安に13セット解く。これを2回繰り返す

このように、方針を決めて効率的に勉強しましょう。目的をはっきりさせず、やみくもにスタートすると行き詰まってしまいます。

ちなみに、各章に発展問題が含まれていますが、本番までに時間がない場合は発展問題を飛ばしていくのもアリです。

問題カテゴリーを意識して解く

でる1000を勉強すると、

パート5の問題を見た時に、

「これは動詞の問題だな」
「主語と時制に気をつけて解けばいい」

と頭の中で出題意図が浮かぶようになってきます。出題意図が分かれば自然と正答率は向上します。

でる1000は章ごとに問題がカテゴリー別に整理されているので、出題意図を捉える力がつきます。

問題のカテゴリー(品詞問題、動詞問題、前置詞問題など)ではどのような問題があって、どこに注意して解くのかを意識するようにしましょう。

おすすめは、1つの章の勉強が終わったところで、さらっと章(カテゴリー)全体の特徴や苦手な問題などを振り返ってみるといいですよ。

文法模試では時間を測る

でる1000を勉強する目的はPart5の「正答率」と「スピード」を向上させることです。解説を読みながら問題を理解していく中で、忘れてはいけないのがスピードです。

本番形式の文法模試は30問で1セットです。でる1000には13セットの文法模試が収録されています。文法模試を解く際は、必ず時間を測定してタイムトライアル訓練を行って下さい。

その際、30問1セットを10分以内で解いて下さい。
「リーディングの時間配分」も参考にどうぞ

文法模試を解く際に意識することは次の3つです。

  • 文法30問を10分で解くスピード感を叩き込む
  • 分からない問題に、どれくらい時間をかけて大丈夫なのかを体で覚える
  • 問題がどのカテゴリー問題なのか、出題意図を理解して解答を導く

はじめは、30問を10分で解くことは相当大変だと思います。しかし、何度も文法模試のセットを解くことで、Part5のスピード感を体で覚えることができます。

私もはじめの頃は、15分かかっていました。無理やり10分に矯正するイメージで文法模試に取り組み、最終的には8~9分で解ききれるようになりました。

まとめ

いかがでしたか。でる1000を効果的に使えば、パート5を10分以内に高い正答率で解けるようになります(多くても1、2ミス)。

ただ、それだけではありません。

一見関係ないように見えてPart5対策が、リーディング問題”全体”の「スコアUP」と「時間不足の解消」に繋がります。

パート5は軽視されがちですが、「パート5を制する者はリーディングを制する」と私は思います。

「TOEIC L&R テスト 文法問題 でる 1000 問」 は質・量ともにPart5の最適な対策本で、初心者から上級者まで使うことができますし、今回紹介した勉強法で効果が体感できると思います。ぜひ参考にしてみてください!

リーディングでは1分1秒が本当に大切です。

私の経験談で恐縮ですが、800点台で停滞していたときに、でる1000に出会い、Part5の正答率とスピードを向上させることができ、935点まで伸ばすことができました。1分でも多く長文問題に取り組めるように、パート5を8~9分で解けるように矯正しました。そのおかげで、リーディング問題が時間内に解き終わるようになりました。

Part5が苦手な方や、リーディングの時間不足に悩んでいる方は、でる1000を試してみて下さい!

私が400点台から935点までスコアを伸ばした時の勉強法も良かったら参考にしてみて下さい。

私が実践した勉強法

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