TOEICは金フレだけで十分!効果のある使い方を解説!

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今回は「単語帳は金フレだけでいい?」「どうやって使ったらいいの?」と疑問に思っている方向けに、金フレの効果や勉強法を解説します。

「金フレ」の名で知られる単語帳「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」はTOEIC初心者から上級者まで、多くの人がお世話になります。

先に結論を言ってしまいますが、この単語帳の完成度は非常に高いので、リーディングとリスニングをたった一冊で対策することができます!

私は400点から935点までスコアアップしましたが、単語帳はこの1冊しか買っていません。そんな経験も踏まえながら、勉強法や注意点をお伝えします。

記事の内容
  • 金のフレーズの使い方や勉強法
  • 金のフレーズだけで効果があるのか?
  • 初心者でも使えるのか
  • 使い方の注意点
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基本編:金のフレーズについて

基本情報

書籍名:「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」
値段:890円(税別)
単語数:1000語+補充単語
音声アプリ「abceed analytics」(Android・iPhone対応)で金フレの音源をダウンロードして、スマホで単語を聞くことができます。

金フレのメリット
  • リーディングとリスニングの頻出単語が網羅されている
  • アプリを使って発音を確認できる
  • ベストセラー、TOEIC単語帳で不動の1位の実績と安心感
  • 初心者でも使える

レベル(初心者にもおすすめ)

はじめに金フレのレベル感について話します。(「金フレの勉強法が知りたい」という方はここを飛ばしてもOKです)

金フレはTOEIC初心者の方でも問題なく使えます。

具体的なレベルとしてはTOEICが350点以上、学校で英語を勉強したことがある程度であれば十分です。

金フレの全1000単語の内訳は以下の通りです。

  • 600点レベル:400語
  • 730点レベル:300語
  • 860点レベル:200語
  • 990点レベル:100語

いきなり600点レベルから始まっているので難しい単語帳に感じてしまいますよね。でも、英単語のレベルは正直関係ありません。

金フレに載っている2つの単語を見比べてみましょう。

次のどちらが600点レベルで、どちらが990点レベルでしょうか?

  • deviate: (計画などから)それる
  • refer: (本などを)参照する

正解はdeviateが990点レベル、referが600点レベルに掲載されています。

どちらも意味を知らなければ文章は読めないですし、知っていれば読めます。暗記するための労力も変わりないですよね。TOEICは初心者も上級者も同じ文章を読むので、単語のレベルに関係なく、頻出単語をとにかく覚えることが重要です。知っている単語が増えればそれだけ文章は読みやすくなります。

ここで金フレが大活躍します。

金フレはTEX加藤さんという何度も990点満点をとっているプロの方が、TOEICに出題された単語のデータを精査して作った単語帳です。金フレ以上に精度良くTOEICの出題範囲をまとめている単語帳は他にはないです。本番を受けると実感しますが、リーディングにもリスニングにも金フレの単語がめちゃめちゃ出ます。

どうせ苦労して単語を覚えるなら、レベルを意識せず、TOEICに出やすい単語帳を使うのが最も効率的ではないでしょうか(労力は同じです)。

実際、私が400点台から900点台になる過程でも金フレ1冊で問題なかったです。金フレの単語を覚えるほど長文が早く正確に読めるようになっていきました。

金のフレーズだけで効果はあるのか

結論から言いますと、「金のフレーズだけでTOEICの単語は余裕でカバーできる」です。

金フレはTOEICのプロTEX加藤さんがTOEICの出題傾向を徹底的に分析して作った単語帳です。TOEICの試験を受けると、金フレで覚えた単語がたくさん出てきます。時々、難解すぎて金フレに載っていない単語も出題されますが、それらの意味はわからなくても、問題は解けるようになっています。

そして、金フレにはリーディングのみならず、リスニングに出題される単語も多く記載されています。金フレを完璧にすることで、TOEIC L&Rに出題される単語を幅広くカバーできます。

他のTOEICの単語帳を見ましたが、被っている内容も多く、2冊やるのは効率が悪いと感じました。私は金フレを完璧にして、公式問題集などの本番形式の問題で知らない単語が出たらチェックしていました。

実践編:金のフレーズの使い方・覚え方

続いて、金フレの勉強法について話します。

アプリを使って発音を確認しよう

金フレに収録されている単語はリスニングでも頻出です。リスニングでは発音が聞き取れなければ、折角覚えた単語を活かすことができません。

超頻出の「brochure」という単語は「パンフレット」という意味ですが、「ブロウシュア」と読みます。文字だけだと発音がわかりにくいですよね。

金のフレーズに収録されているすべての単語の発音を一度確認して、単語・意味・発音を同時に覚えましょう。

発音まで覚えることで、リーディングとリスニングの両方に対応することができます。

音声アプリ「abceed analytics」(Android・iPhone対応)で金フレの音源をダウンロードして、スマホで単語を聞くことができるので、一度すべての発音を確認してみましょう。

金フレを持っている人は私の周りにたくさんいましたが、発音を確認している人はいませんでした。発音を確認するだけでリスニングのスコアも上がるわけですからやらない手はないと思います。ぜひ試してみてください!

金のフレーズの工夫した使い方

金フレの単語は頻出ですし、素晴らしいのですが、1つ注意点があります。

金フレでは左のページに空欄が空いた文章、右のページに答えの英単語が掲載されています。

左ページ:「パンフレットをみて下さい」Please look at the ______.
右ページ:「brochure」

このような掲載がされていますが、左ページを見て、右ページを見るのはやめたほうがいいです。

この勉強法では、左のページをみて「パンフレットってどういう単語だっけ」と考え、右ページで英単語「brochure」を確認しています。つまり、頭の中で「日本語→英語」の英訳作業をしています。

しかし、TOEICでは日本語の文章は出ません。つまり、TOEICでは「英語→日本語」の作業が頭の中で必要になります。英単語をみて即座に意味を捉えることが必要です。英単語を見て即座に意味を捉えられるようにならなければ、時間制限の厳しいTOEICを解き切ることはできません。

おすすめの勉強法は、「右ページだけみる」です。

右ページの英単語を見て、意味を思い浮かべてから日本語を読んで、意味を確認する勉強法です。これは英語の文章を読むTOEICに合った勉強法なので、理にかなっています。

金フレ以上に頻出単語が上手にまとめられている単語帳は他にないので、正しい使い方をすればスコアは大きく伸びます。使い方だけ工夫してみてください!

まとめ

今回は金フレの魅力とその勉強法についての記事でした。

金フレはリーディングとリスニングの両方を対策することができる完成度が非常に高い単語帳です。金フレだけで単語帳は十分ですし、初心者の方でも使用することができます。

私の経験談で恐縮ですが、400点台のときに金フレを勉強して、覚えた単語がおもしろいほど試験で出題されることに驚いた記憶があります。正しく勉強すればこれ以上効率的な単語帳は他にないと思いますし、900点台にスコアを伸ばせたのは金フレの存在が大きかったです。はじめはなんとなく購入した単語帳でしたが、今となっては、不動の人気を獲得していることにも頷けます。著者のTEX加藤さんがTOEICの研究を熱心にして、傾向に合わせて改訂も行っているおかげですね。

ぜひ今回紹介した勉強法を参考にしてみてください。

金フレで単語をインプットした後は、パートごとに対策をすると、全体的なスコアが大きく伸びます。

私が400点台から935点までスコアを伸ばした時の勉強法も良かったら参考にしてみて下さい。

私が実践した勉強法
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