【訛り単語20選】TOEICリスニングが聞き取れないのはイギリス英語が原因!

TOEIC

リスニングって会話の内容は簡単なのに、全然聞き取れなくて絶望する時がありますよね。

嫌なことに、TOEICのリスニングでは、同じ英単語でも国によって発音が違うことがあります。(純日本人にとっては非常に辛いです)

そこで、今回は「国によって発音の異なる頻出単語」を一覧表でまとめました。

TOEICのリスニングはアメリカ英語以外に、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語、ニュージーランド英語の5カ国の英語で発音されますが、訛りのある単語が聞き取れるだけで、かなりスコアが伸びます(私は800点台で停滞していた時に、訛り単語を覚えただけで935点まで伸ばすことができました)

覚えるのはたった20単語です!

記事の内容
  • ”なまり”を対策する理由
  • 覚えておけば間違いない「なまり単語」20選
  • なまりを対策できる参考書
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訛りを覚えることの重要性

訛り単語の一覧表」を見る前に、なぜTOEICで訛りやアクセントの違いが重要なのか考えていきましょう。

多聴によるリスニング対策の限界

TOEICのリスニング対策をある程度やれば、リスニングスコアは8割(350~420)くらいは取れるようになります。

しかし、多聴による「慣れ」では限界があります。

「自分が聞き取れない単語を覚える」作業を行わなければ、リスニングスコアのMAX値は広がりません。この勉強はリーディングの「単語帳を使って知らない単語を覚える」ことに該当します。

超頻出単語「data」について、簡単な例を出します。

「情報」を意味する「data」は「データ(イギリス英語)」もしくは「ダータ(アメリカ英語)」と発音します。

「トムさん、明日までにパソコンの情報を送ってください」というような内容が話された時、「情報」をアメリカ英語の「ダータ」で発音されたら、聞き取れず、設問に答えられない人もいるのではないでしょうか。

このように、正解の核心となる単語を知らない場合、正解することができません。多聴によって「慣れ」ていても、1つの訛りが聞こえないだけで設問を落とすことがあります。

したがって、リスニングスコアのMAX値を一段引き上げるには、「自分が聞き取れない単語」を意識的に覚えていくことが重要です。

ちなみに、リスニングが苦手な人は、訛りはまだ意識しなくてもOKです。

細かい部分よりも、根本的なリスニング力を付ける方がスコアは伸びやすいです。リスニングが壊滅的だった私が実践していた方法を参考にしてみてください。
▶「オンライン英会話でリスニングの基礎力を付ける方法

TOEICでの訛りについて

続いて、TOEICでのリスニングの発音についても知っておきましょう。

5カ国のナレーターによる発音

TOEICのリスニングはアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの5カ国のナレーターによって話されます。

昔のTOEICはアメリカ系の英語で発音されていましたが、国際性を重視した結果、2006年からは現在の5カ国のナレーターによって発音されるようになりました。

アメリカ英語とイギリス英語

発音を簡単に分類すると、

アメリカとカナダが近い発音で、イギリスとオーストラリア、ニュージーランドが近い発音です。

アメリカ英語はRの発音が強烈で「the 英語」という感じで、イギリス英語は全体的に発音が優しく「気品のある英語」というイメージです。

イギリス英語に慣れたい方は「【TOEICリスニング対策】おすすめの海外ドラマ6選」で紹介している「Game of thrones」という世界中で大人気のドラマを見ることをおすすめします。

これだけで十分!訛り単語20選

それでは、私が独自に書きためた訛り単語を一覧表で紹介します。

発音が完全に異なるものから、アクセントの位置が異なるものまで様々です。

わかりやすくするため、発音記号は使わず、カタカナ表記で記します。

英単語意味アメリカ系イギリス系
data情報ダータデータ
advertisement広告ドバタイズメントアドヴァーティスメント
tourツアートゥアートー
schedule予定スケジュールシェデュー
garage車庫グラージガレージ
exit出口エグジットエクシット
launch昼食ランチローンチ
mayor市長メイヤーメアー
askedお願いされるアーストゥアースクトゥ
mobile可動性のモーブルモーバイル
brochureパンフレットブローシュアーローシュア
versionヴァージョンヴァーション
oftenしばしばオーフンオフトゥン
vase花瓶ヴェイスヴァース
doorドーアドー
vitaminビタミンヴァイタミンヴィタミン
civilization文明シヴィリゼイションシヴィライゼーション
waterウォーラーウォーター
betterの方がいいベラーベター
eitherどちらかイーザーアイザー

アメリカ系とイギリス系でかなり発音が違いますよね!

「schedule」は「スケジュール」と発音されれば分かりますが、「シェデュー」と発音された場合、知らなければ絶対に聞き取れません。

週末の予定の話や、ビジネスの予定調整の話はTOEICでは超頻出です。そこで「予定」という単語一語を聞き取って内容を把握できるのは、「自分が聞き取れない単語を覚える」作業を行った人だけです。

今回紹介した20単語を覚えることでリスニングのスコアのMAX値を広げることができます。

訛りを学べるおすすめ参考書

これまでに紹介した訛り20単語をまずは覚えてみてください。これだけでも十分役に立つと思います。

ただ、イギリス訛りの単語は20単語だけではありませんし、全体的な発音がイギリス訛りで聞き取りにくい問題も多々あります。

参考書で効率的に対策する方法もアリです。とにかくイギリス英語を対策したい!という人は次の参考書で勉強することをおすすめします。

▼効率よくイギリス英語を対策したい人向けの参考書

この参考書はTOEICに頻出の空港、ホテル、道案内などの場面を想定した内容になっており、TOEIC対策としてイギリス英語を学べる構成になっています。音声付きで、イギリス英語とアメリカ英語の違いから丁寧に説明してくれています。私の経験上、TOEICに対応しており、1ヶ月ほどでイギリス英語を重点的に対策できる参考書は他にありませんでした。漠然とイギリス英語を対策するのではなく、こういったTOEICに適した教材でイギリス英語に取り組むのは非常に効果的です。

まとめ

いかがでしたか。5カ国のナレーターで発音されるTOEICでは、訛りやアクセントの違いは無視できない要素です。しかし、それらを勉強する人は少ないです。

今回紹介した20語はTOEICのリスニングでは頻出の単語なので、必ず覚えておきましょう。

たった20語を覚えるだけで、TOEICの訛り問題をかなりカバーできるのですから非常にコスパは良いと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

私が400点台から935点までスコアを伸ばした時のリスニング勉強法も良かったら参考にしてみて下さい。

私が実践したリスニング勉強法
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