【共通テスト】英語の民間試験にはTOEICがおすすめ!

大学入学共通テスト

2021年1月から、センター試験が廃止されて、大学入学共通テスト(共通テスト)に変更になります。(変更点については「共通テストとセンター試験の違い」で解説しています)

受験生は英検やTOEICなどの外部の民間試験を受験することになります。

【追記】
残念ながら、TOEICは2021年の大学入試では使えないことになりました。大学入試英語成績提供システムの参加を取りやめました(2019年7月2日のプレスリリースより)。

【追記】
2019年11月に民間試験の導入は見送られましたのでご注意ください(文科省発表)。

今回は、どの民間試験を受けるか迷っている方に、TOEICがおすすめな理由を紹介します。

記事の内容
  • TOEICがおすすめな理由
  • TOEICのメリット
  • 大学入学後もTOEICは使える!
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TOEICは対策がしやすい

現在、民間試験は全部で8種類が認定されていますが、

TOEICは一番対策がしやすい英語の民間試験だと言っても過言ではありません。

TOEIC対策がしやすい理由
  • 受験者数が圧倒的に多い
  • 「勉強法」と「問題集」が手に入りやすい
  • 試験が十分に分析され、高品質な問題集が多い

TOEICの国内の年間受験者数は250万人で、世界の年間受験者数は700万人です。

他の民間試験と比べると、その数は圧倒的に多いです。

それだけ多くの勉強法や問題集が溢れています。

「TOEIC 勉強法」の検索結果

上の画像は「TOEIC 勉強法」の検索結果です。およそ870万ページもヒットします。

多くの受験生が受けるであろうGTECはたった12万ページしかヒットしません。

情報の格差は70倍も勉強法に関する情報が溢れています。

試験名 “勉強法”の検索ヒット数 “問題集”の検索ヒット数
TOEIC 8,720,000 8,760,000
英検 8,700,000 7,590,000
TOEFL 2,480,000 6,060,000
IELTS 1,230,000 778,000
ケンブリッジ英語検定 1,030,000 216,000
TEAP 215,000 198,000
GTEC 123,000 91,800
TEAP CBT 52,000 48,700

これだけ情報や問題集に格差があるのに、あえてケンブリッジ英語検定やTEAP、GTECを受験するメリットは考えにくいです。

人気が無いマイナーなゲームを購入したとします。

プレイ人口が少ないため、攻略本や、攻略サイトも少ないです。

攻略で行き詰まった時に、なかなか情報や物に頼ることができません。

勉強で悩んだ時、「得点の上げ方」「勉強法」「おすすめ問題集」「難しい」などのワードで検索することは多いと思います。

そんなときに、十分な解決策が得られるのはTOEICでしょう。たくさんの人が受験し、同じ悩みを抱えた人が多いからこそ、十分な情報、問題集が存在するわけです。

大学に入学してからTOEICを使うことが多い!

結局、TOEICを受けることになります

TOEICは大学に進んだ後も非常に役立ちます。

なぜなら、日本社会での英語力の評価基準はTOEICだからです。

重要な場面でTOEICのスコアが求められるので、大学に入ってから、結局、TOEICを受けることになります(笑)

大学入学後にTOEICが必要な場面
  • 就職活動
  • 留学
  • 大学院入試
  • 大学の授業のクラス分け
  • 会社の昇進

※この他にもTOEICで有利になる場面はたくさんあります。「TOEICのメリット8選」も参考にしてみてください。

高校時代の受験期に、TOEICスコアをとっておけば、入試と入学後に使えて一石二鳥です。大学入学後にTOEICを受験する場合でも、一度勉強しているのとしていないのでは、スコアが大きく変わってきます。

TOEIC以外の試験は知名度が低い

残念ながら、IELTS、ケンブリッジ英語検定、TEAP、GTECを知っている人は少ないです。

頑張って高得点をとっても、それを評価してくれる人が少ないです。

就職活動で、面接官のおじさんに対して

「IELTSスコアが7(高得点)です!!」

と言っても、あなたの英語力は伝わらないでしょう。

その面接官はIELTSなんて受けたことも無いですし、おそらく知らないでしょう。

受けたことの無い試験の難しさなんてわかりませんよね。

まとめ

いかがでしたか。

TOEICをおすすめする理由は主に2点ありました。

  • 圧倒的に勉強法と問題集が多い
  • 大学入学後にも使う

民間試験はいくつもあるので、勉強を始めた後に、「やっぱりこっちの試験にしよう」という方向転換は難しいです。

受験期の貴重な時間をムダしないためにも、どの試験を選ぶのかをしっかりと決めましょう!

レベルや検定料などの比較は「すべての民間試験を比較してみた!」の記事でしているので、参考にしてみてください。

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