共通テストで使える英語の民間試験はどれ！？【試験一覧】

2021年1月から、センター試験が廃止されて、「大学入学共通テスト（共通テスト）」に変更になります。

受験生は英語の民間試験を受けなければならなくなります。
【追記】
2019年11月に民間試験の導入は見送られましたのでご注意ください（文科省発表）。

そこで今回は、大学入試センターに認定された民間の資格・検定試験を紹介していきます。

ちなみに、センター試験から共通テストへの変更点はこちらの記事を参考にしてください。

大学入学共通テストではこう変わる！【センター試験との違い】

2021年1月の大学入試からは、センター試験が廃止されて、「大学入学共通テスト（共通テスト）」に変...

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大学入試英語成績提供システムに参加する資格・検定試験

資格・検定一覧

大学入試センターが「大学入試英語成績提供システム」への参加を認めた民間の資格・検定試験は全部で9つあります。

 

	資格・検定試験		実施主体
1	ケンブリッジ英語検定	C2 Proficiency	ケンブリッジ大学英語検定機構
		C1 Advanced
		B2 First for Schools
		B2 First
		B1 Preliminary for Schools
		B1 Preliminary
		A1 Key for Schools
		A2 Key
2	GTEC	Advanced	株式会社ベネッセコーポレーション
		Basic
		Core
		CBT
3	実用英語技能検定（英検）	1級	公益財団法人日本英語検定協会
		準1級
		2級
		準2級
		3級
4	TEAP（Test of English for Academic Purposes）
5	TEAP CBT（Test of English for Academic Purposes Computer Based Test）
6	TOEFL iBTテスト		Educational Testing Service
7	TOEIC Listening & Reading TOEIC Speaking & Writing		一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
8	IELTS（International English Language System）		ブリティッシュ・カウンシル
※9	IELTS（International English Language System）		IDP:IELTS Australia

※実施主体が「IDP:IELTS Australia」のIELTSは条件付きで認定されました。認定条件に「日本国内での実施実績が2年以上」というのがありますが、「IDP:IELTS Australia」の実績は短かったようです。ただ、共通テスト前までには、実施実績が2年に達すると見込まれていることから、条件付きで認定されました。

※TOEICは2021年の大学入試では使えないことになりました。大学入試英語成績提供システムの参加を取りやめました。（2019年7月2日のプレスリリースより）

それぞれの試験の比較は「英語の民間試験をすべて比較してみた！」で詳しく書いています。検定料やレベル、対策のしやすさなどを比較しています。

どういう試験が選ばれたのか

可能な限りの公平性と、受験生への負担を減らすため、様々な条件を満たしている試験が認定されました。

今後の方針

2021年1月~2024年1月 の入試英語は「共通テストのマーク式＋民間試験」で実施されます。

【追記】2019年11月に民間試験の導入は見送られ、当面の間は従来のマーク式での試験となりますのでご注意ください。

しかし、2025年1月以降の入試英語は「民間試験のみ」になる方針です。詳しくは「大学入学共通テストではこう変わる！【センター試験との違い】」で説明しています。

また、さらなる公平性のために、大学入試センターは各試験の実施主体に様々な努力を求めています。