12月31日、名店「神田まつや」で年越しそばを頂きました。
おそらく、大晦日が蕎麦屋にとって一番忙しい日でしょう。神田まつやでは普段の8倍、8000食が売れるそうです!
今回は、神田まつやで年越しそばを食べて時の、待ち時間やそばについてレポートしたいと思います!
伝統ある蕎麦屋
今回訪れたのは明治17年(1884年)創業の「神田まつや」です。
140年近い歴史のある超名店で、福島家で3代、小高家で4代に渡って継がれてきました。
多くの芸能人も足繁く通っているみたいです。
大晦日に、私が訪れた時は、
柄本明さん、角替和枝さん、安藤サクラさん、柄本時生さん、柄本佑さんの超一流の芸能一家がそばを召し上がっていました。
大晦日の15時に並び始める
TV番組の「情熱大陸」で、店主の小高孝之さんが特集されているのを見て、
「神田まつやで年越しそばを食べたい」と思い、12月31日に訪れました。
到着したのは15時です。
すでに多くの人が店外で並んでいました。
行列は直角に曲がっており(写真左側)、写っているよりももっと多くの人が並んでいます。
だいたい150人程並んでいたと思います。
待ち時間は2時間
15時に並び始めてから、2時間経ち、ようやく先頭にたどり着きました。
並び始めた時は明るかった空も、日が落ちて、ノスタルジックな雰囲気になっていました。
肌寒さと年越しそば、年末年始の感じは最高ですね。
趣のある建物は1925年の関東大震災後に建築された木造2階建てで、東京都の歴史的建造物に選定されているそうです。
店内はこんな感じです。
大晦日に年越しそばを食べる。
平和ですね~
こだわりの手打ちそば
神田まつやは手打ちそばにこだわっているということで、
まずは、もりそばを注文しました。
口に入れた瞬間、そばの風味が広がり、するっとしたのど越しも感じられました!出汁は濃い目でした。シンプルで洗練された中に、職人のこだわりを感じます。
天ぷらそば、ゆばわさび、ビールも頂きました。
酒のアテに出されたそば味噌とゆばわさびで、ビールが進みます!
大晦日に、一年を振り返りながら、一杯やるのは粋なもんです。
外で2時間並んで冷え切った体に、天ぷらそばのダシが染み渡ります。車エビの天ぷらが2本入っており、食べごたえも十分でした。
今回は、二人で訪れたのですが、もう一人はカレー南蛮そばを食べていました。
神田まつやのおかげで、心も体も温まり、最高の大晦日になりました!
吉祥寺店もいってみた
年越しそばを食べた後日、神田まつやの吉祥寺店も訪れました。
吉祥寺店は東急百貨店の9Fにあります。
ここではそばがきを頂きました。
そばがきは、そば粉と熱湯を加えてこねて餅状にした食べ物です。
小さくちぎって、ダシにつけて頂きます。
そば粉を100%使用していて、そばの香りをしっかり感じられました。餅状でかなりボリュームがありました。
吉祥寺が近い方は、気軽に神田まつやの味を楽しむことができるので、是非行ってみて下さい。
基本情報
いかがでしたか。
寒空の下、行列に並んで、年越しそばを食べる。そして、今年一年を振り返り、次の一年に思いを馳せる。
そんな心温まる大晦日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
並ぶのを諦めた方は、どん兵衛のそばをすすって年越しするのもアリですね(笑)
コロナが大変な状況なので、私の今年の年越しはどん兵衛&紅白歌合戦になりそうです(泣)悪くない、、、
店名:神田まつや(本店)
住所:東京都千代田区神田須田町1-1
営業時間:[月~金]11:00~20:00、[土・祝]11:00~19:00
定休日:日曜日
※予約は原則できないです。